クレジットカードの基礎知識

クレジットカードを持っていない人は注意!持たない主義のデメリットと必要性とは?

キャッシュレス化が進み、以前よりも使う場面が増えてきている「クレジットカード」。

しかし、さまざまな理由でクレジットカードを持っていない人も、多くいらっしゃると思います。

「今さらクレジットカードは作りたくない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、今後は今以上に不便になってくると予測されます。

そこで今回は、クレジットカードを持っていないという方に向けて、次の内容をまとめました。

クレジットカードがないと今後困ることだけでなく、クレジットカードを持つことで得られるメリットや、カードを持っていない方でも作りやすくする方法なども紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

【年代別】クレジットカードを持っている人の割合

項目名男性女性
20代65.1%78.7%
30代80.3%85.0%
40代83.2%88.9%
50代86.4%89.8%
60代91.0%90.1%

参照:JCB「クレジットカードに関する総合調査」

上記の表は、JCBが2018年に調査した年代別男女のクレジットカードを持っている方の割合です。

全体でいうと、カードの保有率は「84%」で、平均保有枚数は1人あたり「3.2枚」。およそ10人に8人以上は、クレジットカードを持っているという統計が出ています。

このように見ても、クレジットカードを持っている方は多く、年代が上がるに連れて今まで持ってなかった方も作っているということが分かります。

クレジットカードを持たない主義もこれからは不便な時代になる?

クレジットカードを持たない方の理由は、さまざまです。

  • 現金のほうがお金の管理をしやすい
  • 使いすぎてしまうから作らない方がいい
  • 情報の漏洩や不正利用が心配
  • カードの審査に通るか不安
  • 支払いが後回しになる
  • 親に反対されている

たしかに現金派のほうが、不正利用されるのを防げたり、管理が行き届きやすいため使い過ぎを防ぐことができて安心だったりと、良い面もあると思います。

ただしこれからは、国を挙げてどんどんキャッシュレス化が進んでいきます。
そのため今後は、これまで以上にクレジットカードを持っていないと不便なことも増えるでしょう。

クレジットカードを持っていないデメリット4個

ここからはクレジットカードを持っていないことによるデメリットを紹介していきます。

1、年齢を重ねるたびにクレジットカードを作りにくくなる

クレジットカードを作る際には、クレジットカード会社による審査が設けられています。
その審査の際に用いられるのが、信用情報機関(CIC)で保存されている、信用情報(クレジットヒストリー)です。

カード会社は、過去に支払いの長期延滞や債務整理、強制解約などがないかを確認し、クレジットカードの発行の可否を決めます。

今まで一度もクレジットカードを持ったことがないということは、この信用情報が空白になっているということです。
そのような人を「スーパーホワイト」と呼びます。

20代でスーパーホワイトなら問題はないのですが、30代40代になるにつれ、今までクレジットカードを持ったことがないというのは、過去に重大な金融事故を起こしたのが理由で作れないのでは?と判断されてしまい、クレジットカードを作りにくくなってしまうのです。

クレジットカードを持っていない場合、早めに作るのが吉と言えます。

2、クレジットカードを持っていないと社会的信用がないと思われる可能性がある

「クレジットカードを持っていない=クレジットカードを作れない」と思われることもあります。

クレジットカードを作れないということは「借金をしていたり、支払いの延滞などを普段から行っていてだらしなかったり、クレジットカードを作れない職業(暴力団関係など)に就いている」なんて思われてしまう可能性があります。

彼女は彼氏がどんなクレジットカードを使っているかチェックしているなんて話も…。

もちろん全員がそうというわけではありませんが、そのように思われる可能性もあるということです。

3、キャッシュレス決済しかできない時もある

基本的には現金とキャッシュレス決済の両方を用意しているお店やサービスが多いですが、なかにはクレジットカード支払いにしか対応していない場合もあります。

特にインターネットショッピングでは、クレジットカードでしか決済できないというケースも増えてきましたよね。

その場合、カードがないと決済できないという事態に陥るので、いざという時のためにもクレジットカードを1枚持っておくとよいでしょう。

4、金額の大きな買い物の際に、分割払いができない

何か欲しいものがあったけど、一括で支払えるお金を持っていなくて、購入するのを諦めた経験はないですか?

クレジットカードで支払いをすると、手数料はかかってしまいますが、分割払いやボーナス払いなどを選択できます。

カード会社にもよりますが、基本的に2~24回払いまで用意されており、支払い回数が増えるにつれて分割手数料が増えていくので注意が必要です。

とはいえ金額が大きな買い物の際に、分割払いの選択肢があるのはクレジットカードのメリットと言えるでしょう。

クレジットカードを持つことで期待できるメリット10個

先ほどはクレジットカードを持っていないことのデメリットを紹介しましたが、次にクレジットカードを持つことの必要性を紹介していきます。

最近はデメリットよりも、メリットの方が大きくなっているので、詳しくみていきましょう!

1、お得なポイント還元がある

クレジットカードを持つことの最大のメリットといえば、支払額に応じてポイントが貯まることでしょう。

カードの種類によって還元率は異なりますが、一般的なクレジットカードでは支払額の0.5%〜1%のポイントが貯まります。

一回あたりにもらえるポイントは大したことがないと思うかもしれませんが、毎回カード決済でポイントを貯めれば、気づけばかなりの金額になります。

カードの種類によって、ポイントの使い道や条件が異なりますので、気になったカードがあれば確認してみましょう。

2、クレジットカード特有のお得な割引やポイントアップなど

カードの種類によっては、提携している飲食店や遊園地、カラオケ店などで支払いにそのカードを使用すると割引になるものもあります。

また、特定のお店で使用すると、通常よりもポイントが多くつくなどの特典を設けているカードもあります。

3、お会計がスムーズになる

クレジットカードでお会計をすると、現金やお釣りのやりとりがなくなるのでスムーズに支払いを済ませることができます。

また、Amazonや楽天、メルカリ、ヤフオクなどのネットショッピングなどでも、わざわざコンビニ支払いをしたり、代引きで買い物をしたりする手間が減るというメリットがあります。

4、固定費の払い忘れを防げる

今は、光熱費や携帯代などもカード払いができます。
カード払いに設定すると、自動的に支払いが行われるので、うっかり支払い忘れてしまったということを防げるでしょう。

光熱費や携帯代の支払いでもポイントが付与されるので、毎月お得に支払いをすることができますよ。

5、クレジットカードがあれば現金を下ろさなくてよくなる

現金主義の人は、毎回ATMでお金を下ろす必要があります。

手数料が掛からなければまだいいですが、時間外やコンビニATMだと手数料が掛かってしまい不便です。

クレジットカードを持っていれば、手数料分を節約でき、また現金を下ろしに行くという手間が省けるでしょう。

6、海外旅行で便利

海外旅行に行く際には、現地の通貨に両替が必要です。
しかし、カード払いにすれば、両替をしなくても買い物をすることができます。

また、大量の現金を持っているとスリなどの被害に遭う危険性が増すので、そういう点でもおすすめです。

多くのクレジットカードには海外旅行保険というものがついており、旅行先での怪我や病気、盗難、破損、火災などの偶然起きたことに対して補償してくれるサービスもあるので、安心です。

7、クレジットカードは盗難保険が利用できる

クレジットカードを持つことのメリットとして、盗難保険が利用できるということも挙げられます。

この盗難保険とは、クレジットカードを紛失したり盗難に遭い、不正利用された場合にカード会社が補償してくれるというもの。

カードの種類によって補償内容や補償日数は異なりますが、このような補償があると安心ですね。

8、クレジットカード支払いだと支出を管理しやすくなる

クレジットカードを持っていない人が支出を管理しようとすると、たくさんのレシートを整理するため、手間がかかります。

一方、クレジットカード決済では、WEB明細にまとまって表示されるので、支出の管理の手間が省けるでしょう。

9、クレジットヒストリーを積むことができる

クレジットカードの支払いを期限通りに長期間きちんと行うことで、クレジットヒストリーが積み上がります。

クレジットヒストリーが積み上がることで、この人は支払いをきちんと行ってくれる人という信用性が上がり、様々なローンを組みやすくなったり、発行が難しいとされるカードの審査に通りやすくなると言われています。

カードを持っていないと、きちんと支払いをしてくれる人かの判断基準がないので、クレジットヒストリーを積み上げるのが困難になってしまうのです。

しかし、カードを持っていても支払い期限を守らなかったりすると、反対に信用を落としてしまうことに繋がるので、期限は守るようにしましょう。

10、クレジットカードがあれば、手持ちがなくても買い物ができる

カードを持っていない人の中には、

「欲しいものを買おうと思ったけど財布の中の現金が足りなかった」
「給料日前で手持ちがなくて買えなかった」
という経験をしたことがある人も、いらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時にクレジットカードを持っていると、後払いという形になるので、すぐに購入することができます。

今クレジットカードを持っていない方に、おすすめのクレジットカードは?

ここからはクレジットカードを持っていない方に向けて、初めて作るのにおすすめのクレジットカードを3つ紹介していきます。

これらを基準に、厳選して3枚を選びました。
それではみていきましょう!

1、JCB CARD W

JCBカード出典:JCB公式
年会費永年無料
還元率1~2%
付帯サービスETCカード、家族カード、ショッピング保険、海外旅行保険
国際ブランドJCB

「JCB CARD W」は、国内唯一の国際ブランドのJCBが発行しているクレジットカードです。

こちらのカードは、18〜39歳の方限定になっており、大学生の人でも発行可能になっています。

通常のJCBカードと比べて、ポイントが2倍以上になっており、さらにAmazonやセブンイレブン、スターバックスなどで購入するとさらにポイントがアップします。

海外旅行傷害保険も2,000万円と充実しており、クレカ初心者の人にも安心のクレジットカードです。

2、エポスカード

年会費永年無料
還元率0.5~5%
付帯サービスETCカード、海外旅行保険
国際ブランドVISA

「エポスカード」は、マルイグループが発行するカードのため、マルイで買い物の際に割引になるなど、大学生や主婦の方に特に人気のクレジットカードです。

国際ブランドがVISAのため、国内はもちろん海外でも利用できるお店が多く安心です。

また、飲食店やカラオケ、レンタカー(トヨタレンタカー 、ニッポンレンタカー、タイムズカーシェアなど)、ホテル予約など割引になるお店が多いのも嬉しいポイント。

個人的にエポスカードのアプリが見やすく、ポイントが貯まるミニゲームもあるのもおすすめしたい理由の一つです。

3、楽天カード

年会費永年無料
還元率1~20%
付帯サービスETCカード、家族カード、海外旅行保険
国際ブランドVISA、MasterCard、AMEX、JCB

「楽天カード」は、年会費永年無料のクレジットカードです。

楽天市場での利用で3%のポイント還元を受けることができ、楽天市場の通販をよく利用する人におすすめ。

貯まった楽天ポイントは、ANAマイルに交換しお得に航空券を購入できるので、旅行や出張によく行く人もお得を感じられます。

さらに、楽天ペイに楽天カードを紐づけて使用すると通常1%の還元率が1.5%にアップします。

また、海外旅行保険も最高2,000万円まで補償してくれる上に、ハワイ・ワイキキにあるカードラウンジを無料で利用できるのも嬉しいポイント。

国際ブランドもVISA、MasterCard、AMEX、JCBから自分に合ったものを選べるのも人気の理由の一つです。

クレジットカードを使用する上での注意点

先ほども紹介しましたが、クレジットカードを持っていない理由の中に、使い過ぎてしまうのが怖い、不正利用や情報漏洩が心配という意見がありました。

そんな不安を持つ方に向けて、いざクレジットカードを持ったら注意したいことについて紹介します。

1、利用明細をこまめにチェックする

カードの利用明細をこまめにチェックしているという方は少ないのですが、こまめにチェックすることで、不正に利用されていることに気づくきっかけになります。

クレジットカードには不正利用に対する補償があるのですが、この補償には期間があり、それを超えてしまうとカード会社も対応してくれなくなってしまいます。

こまめに利用明細をチェックしていることで、補償期間を過ぎてから不正利用に気づくということを防げますし、自分で利用した額を確認することもできるので、使い過ぎを防ぐことができるでしょう。

2、カードを家族や友人であっても貸さない

カードの貸し借りは例え気心が知れた親や旦那さん、奥さん、恋人、友人で合っても禁止されています。

貸したのがきっかけでトラブルに巻き込まれたとしても、カード会社は補償してくれません。

ついつい貸してしまいがちですが、やめるようにしましょう。

3、カードの暗証番号は教えない

カードを不正利用された際に、暗証番号を入力されて利用されたものに対しては、クレジットカード会社は保証してくれません。

カードの暗証番号を知っているのは自分だけという状態にしておくようしましょう。

4、分割手数料やリボ払いの手数料に注意

カード初心者の方が陥りやすい罠として、分割やリボ払いの手数料が挙げられます。

クレジットカードは分割払いやリボ払いができるのが便利な点ですが、その分支払いを遅らせているため借金をしている状態になるので、当然金利がかかります。

購入した金額はいくらで、何分割にしたからどれくらいの手数料がかかるというのを理解しておかないと、後から支払えなくなる可能性があるため注意するようにしましょう。

5、できるだけ怪しいサイトではネットショッピングをしない

Amazonや楽天、ヤフオクなどの通販は問題ないことが多いですが、怪しい通販サイトでのネットショッピングでカード情報や個人情報が漏れてしまったという事例が多いので、注意しましょう。

料金が安いという理由で利用してしまいがちですが、きちんと確認してから買い物をすることをおすすめします。

まとめ

クレジットカードを持たないデメリットや、クレジットカードを持つことで期待できるメリットについて紹介しました。

もちろんクレジットカードにもデメリットはありますが、それ以上にメリットが大きいので、まだカードを持っていない方は作ることをおすすめします。

今後さらにキャッシュレス化が進んでいくことが予想され、カードを持っていない方にとって、より不便になるかもしれません。

クレジットカードは年会費無料のものもありますし、便利なだけでなく、ポイントが貯まりお得にもなります。

ぜひ今回紹介したクレジットカードの公式サイトをチェックしてみてください。