クレジットカードの基礎知識

クレジットカードは何歳から作れる?18歳未満・未成年の年齢制限を解説

近年は電子マネーの普及により、さまざまな場面で必要となってきている「クレジットカード」。

『これからクレジットカードを作りたいけど何歳から持てるの?』と気になる方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、次の内容をまとめました。

何歳から持てるのかだけでなく、作る手順やおすすめのクレジットカードまで紹介しています。

これからクレジットカードを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

「クレジットカードを何歳で作った?」平均年齢のアンケート結果

アンケート調査(※1)によると、20歳が26%で第1位、22歳が17%で第2位、18歳が13%で第3位という結果になっています。平均すると、約21歳で初めてのクレジットカードを持つことになります。

成人になったり大学を卒業したりする年齢に並んで、高校卒業の年齢である18歳でクレジットカードデビューする人が多いようです。

学生がクレジットカードを持つメリットとしては、大きく以下の3つが挙げられます。

ここからは、それぞれについて詳しく解説していきます。

※1 参照:マイナビ学生の窓口「クレジットカードに関するアンケート調査」

メリット① ポイントを貯めて節約できる

クレジットカードを利用すると、カードの利用額に応じてポイントを獲得できます。

ポイントの還元率はカードの種類や時期によって変わりますが、ポイントを生活費にあてて節約することも可能です。

社会人と比べて、収入の少ない学生には、嬉しいポイントですよね。

メリット② 良好なクレヒス(クレジットヒストリー)が記録される

クレジットカードを利用し、遅延せずに支払いを続けると、個人信用情報に良好なクレヒスが記録されます。

学生時代から良好なクレヒスと作っておくと、社会人になってから自動車ローンや住宅ローンに申し込んだ際に、優遇される可能性も。具体的には、審査に通過しやすくなったり、ローンの内容によっては金利が下がるなどの優待を受けられたりします。

また、ゴールドカードやブラックカードといったステータス性の高いクレジットカードの審査も、通りやすくなるというメリットが期待できます。

メリット③ 学生だけのメリットがある

クレジットカードには、学生だけが申し込めるものも存在します。

学生カードの種類にもよりますが、海外でのショッピング分の5%がキャッシュバックされたり、海外旅行損害保険が自動付帯されたりします。

ほかにも、年会費無料やマイルの積算率が普通カードの2倍になるなど、たくさんのメリットがあり、これは学生限定のメリットと言えるでしょう。

クレジットカードを作れる年齢は何歳から?法律上の制限はある?

クレジットカードを申し込める年齢を定めた法律は存在しません。

しかし多くのクレジットカード会社では、クレジットカードの申し込みができる条件のひとつとして年齢制限を設けており、「高校生を除く18歳以上」と定めています。

ちなみに年齢の上限については、明確には公表されていません。

では、少し特殊なパターンはどうでしょうか。

このように未成年の場合でも、高校生を除く18歳以上はクレジットカードに申し込むことができます。

ただし、申し込みの際には親権者の同意が必要なので注意しましょう。

学生には家族カードの利用もおすすめ

クレジットカードには「個人カード」や「法人カード」の他に、「家族カード」というものも存在します。

家族カードは、クレジットカード契約者である本会員の家族に対して発行できるカード。本会員の配偶者や両親、子供が利用できるものです。家族カードに審査はありませんが、年齢制限があります。

個人のクレジットカード申し込みの条件と同じ「高校生を除く18歳以上」が対象です。例外として、留学やホームステイなど特殊な事情があれば「15歳以上の高校生」も家族カードを作成することができます。

家族で家計管理がしやすかったり、本会員とほぼ同じサービスを受けられたりするメリットがあります。家族カードは、収入の少ない学生でも持てるカードです。

18歳未満がクレジットカードを持つ方法はない?

残念ながら、18歳未満の方がクレジットカードを作成することはできません

しかし、海外旅行やキャッシュレス決済のために、カードを作成したい・・・という方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、「デビットカード」と「プリペイドカード」です。この2種類は、クレカとほぼ同じようにショッピングで使える、18歳未満の方も持てるカードになっています。

ここでは、デビットカードとプリペイドカードの特徴をご紹介します。

デビットカード

デビットカードは審査不要のカードです。カード利用と同時に、設定した自分の銀行口座から利用金額が引き落とされる仕組みになっています。

デビットカードには大きく分けて、2つの種類があります。

ひとつは、J-Debit(ジェイ・デビット)と呼ばれる、ATMなどで利用しているキャッシュカードを使って、ショッピングでの支払いもできるカード。日本国内のJ-Debit加盟店でのみ使用できます。

もう一方の国際デビットは、VISAなどの国際ブランドと提携しているデビットカード。こちらは国外でも使用できます。海外旅行先で使用すれば、現地通過での使用相当額に自動で換算され、即時支払いが可能です。(例:VISAデビット、楽天銀行デビットカードなど)

デビットカードのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット
  • 使いすぎる心配がない
  • 審査なしで発行できる
  • クレカ同様、貯めたポイントを還元して使用できる
  • カード会社によるが、最小で15歳から発行可能
デメリット
  • 分割払い、リボ払いができない
  • ETCカードの発行や、一部利用できない場合がある

プリペイドカード

プリペイドカードも、デビットカードと同様に審査なしで発行可能です。

あらかじめ作成したカードにお金をチャージ・入金して、その額面の商品・サービスを購入することができる前払い式のカードとなっています。

主なチャージ方法は、専門機やコンビニのレジで現金を支払う方法や、銀行口座の残高からチャージする方法などです。

プリペイドカードには、『図書カード』や『QUOカード』などのギフトカードに多い「使い切り型」と、カードにチャージ(入金)することで繰り返し使用できる「チャージ型」があります。

さらに、流通系・交通系・国際カードブランド付きなどの種類があり、用途別で自分に合ったプリペイドカードを選ぶことができます。(例:au WALLET プリペイドカード、VISAプリペイドカードなど)

メリット
  • 使いすぎる心配がない
  • 審査なしで発行できる
  • カード会社によるが、最小で6歳から発行可能
デメリット
  • チャージ回数や1回の利用額に限度がある
  • 一度入金したら、払い戻しに手数料が発生する
  • ETCカードの発行や、一部利用できない場合がある
  • ポイント付与率が低い

未成年者がクレジットカードを作る際の条件・手順

未成年者がクレジットカードを申し込むことのできる条件は、以下の通りです。

では、どのようにクレジットカードを作ればいいのか、順を追って説明していきましょう。

カード会社によっては、手順や入力項目に違いがありますので、おおよその目安として考えてください。

インターネットのみで申し込む場合

まずは未成年者が『インターネットのみ』で申し込む場合の手順からご説明します。

1)申し込みに必要なものを用意する

以下の二つを用意しましょう。

2)カード会社のWEBサイトにアクセス

3)発行したいカードを選ぶ

4)画面の指示に従って本人情報を入力する

申込者の本人情報(氏名、生年月日、住所、職業、およその年収など)を入力します。

5)本人確認の方法を選択する

インターネットで本人確認をする方法としては、主に以下の3つの方法が用いられています。

6)入会審査

申し込み手続き完了後、カード会社による審査に入ります。審査中、カード会社から親権者の方への電話による同意確認が行われます。

7)クレジットカード発行・郵送

審査に通った場合、クレジットカードは申込者本人に直接郵送されます。申し込みの際に、本人確認として運転免許証の番号を入力した場合は、クレジットカード受け取り時に運転免許証を提示します。

インターネット+郵送で申し込む場合

インターネットで最初に申し込みを行い、必要書類を郵送する方法です。この方法は上記のインターネットのみで申し込みを行う場合より、手間も時間もかかってしまいます。

インターネット上での手続きが苦手な方や、口座がインターネット手続きに対応していない場合に用いる方法になります。

1)申し込みに必要なものを用意する

以下の二つを用意しましょう。

2)カード会社のWEBサイトにアクセス

3)発行したいカードを選ぶ

4)画面の指示に従って本人情報を入力する

申込者の本人情報(氏名、生年月日、住所、職業、およその年収など)を入力します。

5)本人確認方法を選択する

本人確認する方法に、郵送を選択します。

6)書類に必要事項を記入して、本人確認書類とともに郵送する

インターネットでの申し込み後、カード会社から手続きに必要な書類が届くので、指示に従って必要事項を記入します。記入後、本人確認書類とともにカード会社に返送します。

なお、カード会社によっては手続きに必要な書類を郵送ではなく、ダウンロード可能なPDFファイルで配布しているところもありますので確認しましょう。

申込者が未成年の場合、親権者にカード申し込みの同意をしてもらってから、必要書類内にある親権者の同意欄に記入します。(親権者の同意書を、親権者以外の方が署名・捺印することは文書偽造となってしまいますので注意してください。)

7)入会審査

申し込み手続き完了後、カード会社による審査が行われます。

審査に通った場合は、クレジットカードが申込者本人に直接郵送されます。申し込みの際に、本人確認として運転免許証の番号を入力した場合は、クレジットカード受け取り時に運転免許証を提示してください。

未成年者・学生におすすめのクレジットカードを紹介

未成年者・学生におすすめのカードの基本情報や特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

楽天カードアカデミー(学生専門カード)

年会費無料
旅行傷害保険あり
ポイント還元率100円→楽天ポイント1P
国際ブランドVISA/JCB
入会資格18歳以上(高校生を除く)

楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルの利用がお得になったり、新規入会で最大5,555ポイントがもらえたりと、嬉しい特典が充実しているカードです。

更新手続きが不要で、卒業後も更新の手間なく楽天カードに切り替わります。

三井住友カードデビュープラス(学生)、三井住友カード(学生)、三井住友カード アミティエ(学生)

三井住友カードデビュープラス(学生)三井住友カード(学生)三井住友カードアミティエ(学生)
年会費1,375円(税込)
(初年度無料)
在学中無料在学中無料
旅行傷害保険なしありあり
国際ブランドVISAVISA/MasterCardVISA
ポイント還元率1.00~10.00%0.50~10.00%0.50~2.50%
入会資格18~25歳の学生の方(高校生を除く)満18歳以上の学生の方(高校生を除く)満18歳以上の学生の方(高校生を除く)

セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでのご利用はポイント+2%還元でお得になります。

身近なお店を頻繁に利用する学生におすすめのカードです。

三井住友カードシリーズは、学生向けクレカが種類豊富に用意されいるので、ぴったりのカードを選ぶことができます。

JCB CARD W

JCBカード出典:JCB公式
年会費無料(※申し込み時に18歳以上39歳以下の年齢制限あり)
旅行傷害保険あり
ポイント還元率0.6%~
国際ブランドJCB
入会資格18歳~39歳以下(高校生を除く)

JCB CARD Wは、WEB限定のクレジットカードです。

ポイント還元率が通常のJCBカードの2倍と高いことや、家族カードやETCカードが無料で発行できたりと嬉しい特典があります。

若者をターゲットに作られているので、学生でも気軽に申し込むことができます。

オリコカード THE POINT

年会費無料
旅行傷害保険なし
ポイント還元率1%~
国際ブランドMastercard、JCB
入会資格原則として18歳以上(高校生を除く)

通常のポイント還元率が高く、入会後6ヶ月間は2.0%とポイントの貯めやすさが魅力のカードです。

ETC/家族カードの年会費が無料なことや、ポイント交換の種類が豊富なことも嬉しい点ですね。

ライフカード『学生専用』

年会費無料
旅行傷害保険海外旅行傷害保険(最大2,000万円)/自動付帯
ポイント還元率0.30~0.60%
国際ブランドVISA/JCB/MasterCard
入会資格18~25歳の学生(高校生を除く)

ライフカードは、海外旅行先でのカード利用総額の3%の現金がキャッシュバックされたり、旅行中の事故などを補償したりと、旅行好きな学生におすすめのカードです。

卒業後も継続してカードを利用できます。

ベネッセ・イオンカード(WAON一体型)、イオンSuicaカード、イオンカードセレクト

ベネッセ・イオンカード(WAON一体型)イオンSuicaカードイオンカードセレクト
年会費無料無料無料
旅行傷害保険なしありなし
国際ブランドVISA/Mastercard/JCBVISA/Mastercard/JCBVISA/Mastercard/JCB
ポイント還元率0.50~1.33%0.50~1.33%0.50~1.33%
入会資格満18歳以上で電話連絡が可能な方(高校生は除く)満18歳以上で電話連絡が可能な方(高校生は除く)満18歳以上で電話連絡可能な方(高校生を除く)

イオンカードは、高校生であっても卒業年度の1月1日以降であれば申し込むことができます。

全国のイオングループを利用すると、ポイントが2倍になり非常にお得です。

映画料金がいつでも300円OFFになったり、旅行・レジャー料金が安くなったりと特典が充実しています。

ヤフーカード

年会費無料
旅行傷害保険なし
ポイント還元率1.0~2.0%
国際ブランドVISA/Mastercard/JCB
入会資格18歳以上(高校生を除く)

ヤフーカードは、スマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」へのクレジットカードによる直接チャージが唯一可能なカードです。

特にYahoo!ショッピングやLOHACO、Tポイントユーザーにおすすめです。

また、買い物や災害、インターネットトラブルなど、あらゆるシーンでカード利用を補償してくれる「プラチナ補償」も、カード会員限定で申し込むことができます。

まとめ

最後に今回の内容をまとめました。

未成年のクレジットカードの利用には、親権者の理解が必要です。万が一支払いができなくなってしまった時に、助けてくれるのは親権者である親御さんです。

どのような目的で、どのような約束のもと利用するのかを明らかにして、しっかりと話し合いましょう。

クレジットカードはカード会社も種類もかなりの数があります。ぜひライフスタイルに合った1枚を選び、計画的に使用しましょう!